<爻辞>:
初六 | 291.たび重なる艱難に陥ってしまい,どうしていいか分からない状態です。凶です。このような場合には,自分の道を失わないよう,また自信をなくさないようするしかありません。 |
原典参照 |
九二 | 292.まだ艱難の中にあります。容易にこの困難・危険を克服することはできませんが,注意深く自信を持って状況の理解すれば、少しは得るところがあるでしょう。 |
原典参照 |
六三 | 293.前を見ても,後ろを見ても,険難です。暗い井戸に落ち込んだようなものです。もがいても何にもなりません。行動をおこしてはなりません。最適な時期と環境を待つしかありません。 |
原典参照 |
六四 | 294.リーダーの右腕である貴方は,リーダーと一緒にこの険難を打開していくべきです。心配しなくても,リーダーと貴方は物質的でなく精神的な誠実さと敬意でお互い結ばれています。 |
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九五 | 295.険難を救済すべき責任がありますが,険難はまだ解ける状態ではありません。しかし遅かれ早かれ前に進みます。どのような暗く、険難な状況であっても自信さえ失くさなければ出口はいつもあるものです。 |
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上六 | 296.手足を縛られた上に,棘の牢屋に3年入れられるような険難状態です。凶です。肝腎なのは,自分を弁え自信を持って,あまりネガティブにならないことです。 |
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