■ 卦辞・爻辞の説明
111101 天 ・ 火 ・ 同人
<卦の配列順序の説明(易経・序卦伝より)>
アライアンス
理由:137.障害物はいずれ取り除かれます。その後には調和が訪れます。
<卦辞>
130.上下関係を超えたアライアンスを組む場合には公明正大かつ公平な対応ができることが必要です。そんな貴方であれば、アライアンスを組んで大きな事業をおこすことに挑戦してもよいでしょう。原典参照
<爻辞>
初九131.アライアンスを組むためには、まず自分が自社の門の外に出て、オープンな環境で相手と交わっていけば文句ありません。 原典参照
六二132.アライアンスを組む相手を集めたのはよいが,とかく顔見知りの親しい者同志だけである。これではうまくいかないでしょう。 原典参照
九三133.手ごわい競争相手に対して、アライアンス側は、伏兵を設けるような姦計をめぐらすがうまくいかないでしょう。こんな野心丸見えの作戦を遂行しようとしてはいけません。 原典参照
九四134.アライアンスチームは覇権を狙って一度は攻撃態勢に入るが結局だめである。競争相手のガードが固く,それを理解して元に引き返せすようならば吉である。 原典参照
九五135.アライアンスのリーダーである貴方は,これを分断しようとする競争相手対応に血の滲むような苦労をします。しかし,仲間の賢い人と心を合わせ,いかなる妨害にも立ち向かい,これを排除することで結局は笑うことができます。ただし,排除のために大いなる出費を覚悟せねばなりません。 原典参照
上九136.その志は未だ高く、アライアンスを呼びかけてみても、人気の少ない郊外のような場所では相手も見つかりません。しかし悔いはありません。 原典参照