易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六四。翩翩不富、以其隣。りくし。へんへんとしてとみありとせず、そのとなりとともにす。
六四。翩翩として富ありとせず、その隣と以にす。
不戒以孚。いましめずしてもってまことあり。
戒めずしてもって孚あり。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、翩翩不富、皆失実也。しょうにいわく、へんへんとしてとめりとせずとは、みなじつをうしなえばなり。
象に曰く、翩翩として富めりとせずとは、みな実を失えばなり。
不戒以孚、中心願也。いましめずしてもってまことあるは、ちゅうしんよりねがえばなり。
戒めずしてもって孚あるは、中心より願えばなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)