易経本文
漢字表記日本語の読み方例
初六。幹父之蠱、有子考无咎、厲終吉。しょりく。ちちのやぶれをただす、こあればちちもとがなし、あやうけれどもついにはきちなり。
初六。父の蠱を幹す、子あれば考も咎なし、厲うけれども終には吉なり。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、幹父之蠱、意承考也。しょうにいわく、ちちのやぶれをただすとは、こころちちにうくるなり。
象に曰く、父の蠱を幹すとは、意考に承くるなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)