易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六五。恒其徳貞。婦人吉、夫子凶。りくご。そのとくをつねにしてただし。ふじんはきちなれど、ふうしはきょうなり。
六五。その徳を恒にして貞し。婦人は吉なれど、夫子は凶なり。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、婦人貞吉、従一而終也。しょうにいわく、ふじんはただしければきちとは、いちにしたがいておわればなり。
象に曰く、婦人は貞しければ吉とは、一に従いて終ればなり。
夫子制義、従婦凶也。ふうしはぎをせいす、ふにしたがえばきょうなるなり。
夫子は義を制す、婦に従えば凶なるなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)