易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六三。益之用凶事、无咎。りくさん。これをえきすにきょうじをもってすれば、とがなし。
六三。これを益すに凶事をもってすれば、咎なし。
有孚中行、告公用圭。まことありてちゅうこうなれば、こうにつぐるにけいをもちう。
孚ありて中行なれば、公に告ぐるに圭を用う。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、益用凶事、固有之也。しょうにいわく、えきすにきょうじをもってすとは、かたくこれをゆうするなり。
象に曰く、益すに凶事をもってすとは、固くこれを有するなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)