易経本文
漢字表記 日本語の読み方例 九三。鼎耳革、其行塞。 きゅうさん。かなえのみみあらたまり、そのゆくえふさがる。
九三。鼎の耳革まり、その行塞がる。雉膏不食。方雨欠悔。終吉。 きじのこうくらわれず。まさにあめふらんとしてくいをかく。ついにきちなり。
雉の膏食われず。方に雨ふらんとして悔を欠く。終に吉なり。
漢字表記 | 日本語の読み方例 |
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象曰、鼎耳革、失其義也。 | しょうにいわく、かなえのみみあらたまるとは、そのぎをうしなうなり。 象に曰く、鼎の耳革まるとは、その義を失うなり。 |
出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)