易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六二。震来厲。億喪貝、昇干九陵。りくじ。しんのきたるときあやうし。はかりてばいをうしない、きゅうりょうにのぼる。
六二。震の来たるとき厲し。億りて貝を喪い、九陵に昇る。
勿逐。七日得。おうなかれ。なのかにしてえん。
逐うなかれ。七日にして得ん。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、震来厲、乗剛也。しょうにいわく、しんのきたるときあやうしとは、ごうにのればなり。
象に曰く、震の来るとき厲しとは、剛に乗ればなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)