易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六五。震往来厲。意无喪有事。りくご。ふるいてゆくもきたるもあやうし。はかりてゆうじをうしなうことなかれ。
六五。震いて往くも来るも厲し。意りて有事を喪うことなかれ。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、震往来厲、危行也。其事在中、大无喪也。しょうにいわく、ふるいてゆくもくるもあやうしとは、きこうなり。そのことちゅうにあり、おおいにうしなうことなきなり。
象に曰く、震いて往くも来るも厲しとは、危行なり。その事中に在り、大いに喪うことなきなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)