易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六五。帝乙帰妹。りくご。ていいついもうとをとつがしむ。
六五。帝乙妹を帰がしむ。
其君之袂、不如其娣之袂良。そのきみのたもとは、そのていのたもとのよきにしかず。
その君の袂は、その娣の袂の良きにしかず。
月幾望。吉。つきぼうにちかし。きちなり
月望に幾し。吉なり


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、帝乙帰妹、不如其娣之袂良也、其位在中、以貴行也。しょうにいわく、ていいついもうとをとつがしむ、そのていのたもとのよきにしかずとは、そのくらいちゅうにあり、きをもっていけばなり。
象に曰く、帝乙妹を帰がしむ、その娣の袂の良きにしかずとは、その位中に在り、貴をもって行けばなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)