易経本文
漢字表記 日本語の読み方例 六二。屯如、?如、乗馬班如。 りくじ。ちゅんにょたり、てんにょたり、うまにのりてはんにょたり。
六二。屯如たり、?如たり、馬に乗りて班如たり。匪寇婚媾。 あだするにあらず、こんこうせんとす。
寇するにあらず、婚媾せんとす。女子貞不字、十年乃字。 じょしていにしてあざなせず、じゅうねんにしてすなわちあざなす。
女子貞にして字せず、十年にしてすなわち字す。
漢字表記 | 日本語の読み方例 |
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象曰、六二之難、乗剛也。 | しょうにいわく、りくじのなんは、ごうにのればなり。 象に曰く、六二の難は、剛に乗ればなり。 |
十年乃字、反常也。 | じゅうねんにしてすなわちあざなすとは、つねにかえるなり。 十年にしてすなわち字すとは、常に反るなり。 |
出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)