易経本文
漢字表記日本語の読み方例
上六。不明晦。初登干天、後入干地。じょうりく。あきらかならずしてくらし。はじめはてんにのぼり、のちにはちにいる。
上六。明かならずして晦し。初めは天に登り、後には地に入る。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、初登干天、照四國也。しょうにいわく、はじめはてんにのぼるとは、しこくをてらすなり。
象に曰く、初めは天に登るとは、四国を照らすなり。
後入干地、失則也。あとにはちにいるとは、のりをうしなうなり。
後には地に入るとは、則を失うなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)