易経本文
漢字表記日本語の読み方例
六三。困干石、拠干蒺蔾。りくさん。いしにくるしみ、しつりによる。
六三。石に困しみ、蒺蔾に拠る。
入干其宮、不見其妻。凶。そのみやにはいりて、そのつまをみず。きょうなり。
その宮に入りて、その妻を見ず。凶なり。


象伝
漢字表記日本語の読み方例
象曰、拠干蒺蔾、乗剛也。しょうにいわく、しつりによるとは、ごうにのればなり。
象に曰く、蒺蔾に拠るとは、剛に乗ればなり。
入干其宮、不見其妻、不祥也。そのみやにはいりて、そのつまをみずとは、ふしょうなるなり。
その宮に入りて、その妻を見ずとは、不祥なるなり。


出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)