易経本文
漢字表記 日本語の読み方例 上六。豊其屋、蔀其家。 じょうりく。そのおくをおおいにし、そのいえにしとみす。
上六。その屋を豊いにし、その家に蔀す。闚其戸、闃其无人。三歳不覿。凶。 そのとをうかがうに、げきとしてそれひとなし。さんさいまでみず。きょうなり。
その戸を闚うに、闃としてそれ人なし。三歳まで覿ず。凶なり。
漢字表記 | 日本語の読み方例 |
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象曰、豊其屋、天際翔也。 | しょうにいわく、そのおくをおおいにすとは、てんきわにかけるなり。 象に曰く、その屋を豊いにすとは、天際に翔るなり。 |
闚其戸、闃其无人、自蔵也。 | そのとをうかがうに、げきとしてそれひとなしとは、みずからかくるるなり。 その戸を闚うに、闃としてそれ人なしとは、みずから蔵るるなり。 |
出典; ①高田真治・後藤基巳訳(1969) 『易経』(上)(下)岩波文庫(岩波書店)